小学一年生から9年間、フェンシングのクラブチームに所属し、徹底的に基礎を磨き上げてきた。クラブチームには様々な年代の選手が所属しており、フェンシングの技術だけでなく礼儀作法や人との接し方など、一人の人間・社会人として大切なことを多く教えて頂いた。

高校時代ではフェンシング経験者が周囲に少なかったこともあり、選手でありながら自らが指導する役割も担ってきた。選手として普段出来ることを、いざ相手に伝えようとしても的確に伝わらないことが多いと感じる日々を送った。教える側の苦労や大変さを知るとともに、自身も多くを学べる機会となった。

そのため、選手と指導する側で立場は違えども、「学ぶ姿勢」を常に持ち続けなければ成長できないと考えている。

シロキに入社した現在は、社会人としての基礎・経験を蓄えながら、積極的に自分自身の視野を広げている。自分では出来ているつもりでも、先輩や周囲から見れば出来ていないこともあり、失敗やミスを引き起こしてしまうこともあった。そうした時、フェンシングで培った「学ぶ姿勢」が活きてくる。

まず、担当者としてどうすべきだったのか、何が不足していたのか、二度と失敗・ミスを繰り返さないように自分自身でしっかりと考えることだ。一方で、自分が教える側になった場合に何をしてあげられたか考えるようにしている。自身の失敗だけでなく、お客様や周囲から学ぶチャンスはたくさんある。一つひとつの学ぶ機会を活かして、自分自身の更なる成長に繋げていきたい。

学生時代まではフェンシング中心の生活を送っていたが、社会人としてシロキの一員となった現在は、周囲と協力して新たな商品やサービスを企画し、お客様へ提案できるようになりたいと考えている。

フェンシング選手として日本一になるという夢を引き続き持ちつつ、ビジネスパーソンとしては充実したキャリアを重ねていきたい。周囲のメンバーや恵まれた環境への感謝を忘れずに、2つの目標に向けて一層の努力を続け、取り組んでいきたい。